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千利休生誕500年特別企画「利休賛」; 朝鮮唐津ぐい呑み 岡本作礼

¥17,600 税込

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《解説》(「斑唐津」解説からの続き)当時波多氏の当主であった親(ちかし)は秀吉の九州征伐からその直臣になるが、それは、すでに大陸出兵の野望を抱いていた秀吉が、親の治める名護屋の地が本陣を構えるにうってつけであることを見越していたからだともいう。ところが、もともと九州攻めに加わらなかったことから秀吉の不興を買っていたうえに、名護屋を本陣とすることに反対意見を述べたり、いざ朝鮮に出兵しても軍令違反を犯すなどしたために、ついに秀吉の逆鱗に触れ、戦地から呼び戻されたものの帰陣さえ許されず、領地没収を告げられて常陸の国の筑波に配流の身となった。代わってこの地を拝領したのが寺沢広高で、かれは、織部の門下の数寄大名で、波多氏の没落によって離散した岸岳の職人たちを再び呼び寄せて窯を復興し、そこに新たに半島から連れて帰った陶工たちを加えて唐津の窯業振興に取り組んだ。中里氏は、波多氏の時代に焼かれた唐津を「岸岳古唐津」、寺沢氏によるそれを「それ以降」と分類して考察しているが、今に伝わる織部好みの唐津は「それ以降」の時期に生産された唐津であることが推測される。(岡本作礼「斑唐津皮鯨」解説に続く)

※参考
「ぐい呑み考」
https://ameblo.jp/guinomikou/entry-12759987006.html
https://ameblo.jp/guinomikou/theme-10091663571.html


《作品情報》(寸法)w5.3㎝×h5.9㎝(いずれも最大値)、共箱付、新品
《販売期限》2022年11月30日迄
《お届け》御注文日から5日以内に発送いたします。

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