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千利休生誕500年特別企画「利休賛」; 建盞ぐい呑み 西林学

¥16,500 税込

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《解説》建盞とは、中国の建窯で焼かれた盞(さん=小さな杯)のことで、利休の時代には今でいう曜変、油滴、禾目などの天目類を指した。では、この時代の天目はといえば、これら貴重な建盞の部類に入らない焼き損ないの盞をまとめてそう呼んだ。つまり、その他おおぜいの盞ということで、「珠光天目」で名高い灰被などはこれに当たる。利休が生きた時代は建盞絶対主義から、むしろ天目を上とする価値転換がなされたとされる。利休も若い頃からずっと建盞を使ってきたが、茶会記では天正元年(1573)を最期に、以降は同じ盞でも天目しか使用していない。ちょうどこの頃、茶の湯の世界で侘び茶革命が起きていたことを推測させる。写真の作品は今風にいえば油滴天目に当たる。西林さんのお宅で珠光青磁を拝見していたら、その傍らにこの作品が置いてあって、妙に目を引いた。以前文様が裏返しのネガ天目に取り組んでいたのは知っていたが、正当な天目も焼いていたとはついぞ知らなかった。手に取ってみると、なかなかに完成度が高い。せっかくなのでこれも紹介させてくださいと持ち帰ってきた。作家の工房を訪ねると、こうした思いがけない発掘ができるから面白い。

※参考
「ぐい呑み考」
https://ameblo.jp/guinomikou/entry-12758121539.html
https://ameblo.jp/guinomikou/theme-10091663554.html

《作品情報》(寸法)本体w8.2㎝×h4.4㎝、共箱付、新品
《販売期限》2022年11月30日まで
《お届け》箱の制作に三週間ほど頂きますので、発送はそれ以降になります。

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