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千利休生誕500年特別企画「利休賛」 ; 狂言袴酒盃 古松淳志

¥17,600 税込

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《解説》晩年の利休が愛用した「挽木鞘」をモデルにした作品。高麗青磁の筒茶碗で、胴中程の文様が狂言役者の袴の文様に似ることから一般に狂言袴茶碗と呼ばれる。「挽木鞘」が茶会記に現れるのは利休自刃のわずか三か月前だが、それから死ぬまでの間にかなりの頻度で使用されているところからすると、相当の思い入れがあったと推測できる。堺に蟄居を命じられてからこの茶碗を細川忠興に送ったエピソードはよく知られている。腰の張った筒形は利休がとくに好んだ造形で、長次郎茶碗には当たり前にみられるし、高麗物では他に「三島桶」が好みの茶碗として伝わっている。古松さんは、これを立ちぐい様式にアレンジして、本歌以上に美しく仕上げた。キラキラの青磁でもない、かといって粉青まで濁らない、深く沈静した青は観る者の心にじわりと染み入る。口縁や高台周辺にほのかにさす火色もアクセントになっていていい。利休の魅力を表現するについて、古松さんの作品は欠かせないと身勝手なお願いをしたところ、今回快く御協力頂いた。利休の愛した茶碗の魅力を今によみがえらせてくれているのはもちろん、それだけにとどまらない高麗青磁の稀少な美しさを、この作品は訴えている。

※参考
「ぐい呑み考」
https://ameblo.jp/guinomikou/entry-12754594312.html
https://ameblo.jp/guinomikou/theme-10106447695.html

《作品情報》(寸法)6.0w㎝×h5.9㎝(いずれも最大値)、共箱付、新品
《販売期限》2022年11月30日迄
《お届け》御注文から5日以内に発送いたします。

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