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西岡悠特集② 黄瀬戸六角盃

¥13,200 税込

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《解説》黄瀬戸には油揚手とぐい呑み手がある。前者は、柔らかくて鈍い光沢の焼き肌に銅緑釉や鉄釉で文様が描かれ、所謂桃山の黄瀬戸とみなされる。いっぽう後者は、その手の模様はなく、表面がつるつるとした光沢をもった黄色い器である。前者が特殊な焼成環境から生まれたのに対して、後者は中世からの灰釉の流れを汲む古瀬戸がとくに黄色く発色したものである。ぐい呑み手の代表的な伝世品に六角盃がある。それゆえに「ぐい呑み」手といわれるのか。確かに、今では多くが盃として使用されるが、複数客のセットで伝わっているケースから推して、これもまた、胴紐の茶碗と同様、向付だった可能性が強い。西岡さんは、どちらかというとぐい呑み手のほうがふさわしいこの形式に、敢えて油揚手を応用した。その試みは功を奏している。釉薬のよく溶けたぐい呑み手でなくても、この六角盃は、油揚肌としっかりと調和している。
※参考
「ぐい呑み考」https://ameblo.jp/guinomikou/entry-12536840547.html

《作品情報》(寸法)w7.1㎝×d6.5×h4.4㎝、共箱付、新品
《販売期限》2019年11月19日迄
《お届け》御注文日から5日以内にショップから発送いたします。

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