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鼠志野猪口 鈴木都

¥13,200 税込

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《解説》この猪口の青はとても印象に残る。鼠志野が青を呈するのは珍しくないが、たいていは鼠色に近い青である。対して、この青は特別のようにみえる。だが、それがそのようにみえるのは、その青自体に何かの秘密があるわけでなく、むしろそれ以外の色たちのおかげというところがある。側面に現れた火色の何と鮮やかなこと。そして、鬼板を削って抜いた絵模様がとりわけ濃いピンクに染まっていること。器表でぞんぶんに踊るこれらの補色?たちが、この作品の鼠色をさらに明るい青に仕立て上げている。鼠志野は志野のネガティブを楽しむのがトラッドな観賞の仕方かと思うが、この作品にあっては、志野云々というよりも、器の四方で踊る青、赤、ピンクの色たちの自己主張こそが何よりもの魅力である。最近作家はこの手の作品をあまり手がけてないとのことだが、ぜひこの怪しく美しい鼠の路線を、もっと深化させてもらいたいものである。
※参考
「ぐい呑み考」https://ameblo.jp/guinomikou/theme-10091662288.html?frm_id=v.jpameblo&device_id=5e20b1fa34ad43a5a1ce30b90eb892d2
 作家HP http://suzukishu.com/

《作品情報》(寸法)w6.0㎝×h4.8㎝、共箱付、新品
《販売期限》2019年11月3日迄
《お届け》御注文日から5日以内にショップから発送いたします。
※作品について御不明の点がございましたら、気軽にお問い合わせ下さい。

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