志野ぐい呑み 山田洋樹
¥10,800 税込
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《解説》「ぐい呑み考」で一番最初に取り上げた山田さんのオレンジがかった志野はできないか、と以前から作家にお願いしていた。師匠の加藤康景氏ゆずりの独特の志野で、筆者がこの方の作品世界に引き込まれたきっかけとなった作品でもあった。作家がおっしゃるには、最近は当時と違う窯を使っていて、その窯ではあれは出ないのだそう。だが、手元にあるあのオレンジ志野をみるにつけ、おそらく、これを評価する同志は、筆者以外にもおおぜいいるにちがいないと確信する。で、何とかならないかと無理をいい続けていたら、今度の瀬戸黒シリーズでそれらしい作品が仕上がってきた。それがこの作品。全体に白の色調が勝っているが、ところどころにかかる火色は、まさにあのオレンジの明るい輝きを放っている。この作品では、厚くかけられた釉に現れたピンホールが、まるで梅花皮のようにひび割れていく様が魅力のひとつだが、これにそのオレンジがさすと全体の立体感が一気に増してみえる。瀬戸黒形式のなかで、作家の育んできた技が十全に生きた作品といっていい。
※参考
「ぐい呑み考」https://ameblo.jp/guinomikou/entry-12500817326.html?frm=theme
https://ameblo.jp/guinomikou/entry-11951914077.html?frm=theme
《作品情報》(寸法)w6.7-7.0㎝×h4.3㎝、共箱付、新品
《販売期限》2019年9月3日迄
《お届け》御注文日から5日以内にショップから発送いたします。
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