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香炉釉井戸ぐい呑み 柳下季器

¥16,500 税込

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《解説》樂家二代常慶の同名の茶碗をぐい呑みに写した作品。赤と黒から始まった樂茶碗だが、常慶はそこに白を加えた。白釉で香炉をつくったので、別名を香炉釉という。樂といえば長次郎や光悦、三代道入がとくに名高いが、常慶もまた長次郎後の造形の展開を考えるうえで重要な位置にいる。この井戸形は、白釉もさることながら、ろくろでない手びねりによる造形といい、あえて土見せを残して土味をみせているところといい、井戸というには特殊な作風となっている。以前、柳下さんならその魅力を表現できるはずとつくって頂いた。上の写真の最後の二枚はそのときのもの。「ぐい呑み考」紹介時の写真と比べると、煎茶を吸ってずいぶん貫入が濃くなっている。本作は今回ショップのために新たに焼いて頂いた。手びねりのやわらかい感触と濃い土肌、うっすらと現れた貫入が本歌の面白さをうまくとらえている。造形美を賞玩するのももちろん楽しいが、育てる喜びがあるのもまた嬉しい。
※参考
「ぐい呑み考」https://gamp.ameblo.jp/guinomikou/entry-12424471896.html
作家HP http://www.hideki-yanashita.com/

《作品情報》(寸法)w7.7㎝×h4.5㎝、共箱付、新品
《販売期限》2021年7月15日迄
《お届け》御注文日から5日以内にショップから発送いたします。

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