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粉青ぐい呑み 杉本 玄覚 貞光

¥66,000 税込

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《解説》一昨年の暮れに、ショップへの御協力をお願いに工房にお邪魔した際、「これどうですか?いいでしょ。」とみせて頂いたのが青っぽい茶碗だった。「いいですねえ。でもこれは何ですか?」。青磁っぽいけど青磁ではないし、かといって他の古作でこんな青い茶碗みたことないし。「粉青ですよ。粉引に青磁釉をかけてるんです」。三島や粉引などを総称して粉青というが、その釉薬は透明で、焼きによってときに青みや赤みがでる程度。そこに杉本師は敢えて青磁釉をかけて文字通りの粉青沙器をつくった。その後、本ショップへの出品作として、それをぐい呑みで御用意下さった。その時に拝見した御作よりもはるかに進化したその姿に驚いた。それは、白泥も青磁釉も一様でなくムラムラした景色をなし、青磁とも粉引とも違う世界を表現していた。確かに「粉青」としかいいようのないものだ。さらに注目はその造形。大きめの高台は下品になりがちだが、腰から口縁に向いて上がっていくたおやかなラインのおかげで品格を保つ。形式への厳密な視点をもつ師の真骨頂ともいえる。
※参考
「ぐい呑み考」https://gamp.ameblo.jp/guinomikou/entry-12465386973.html
作家HP http://sugimoto-sadamitu.jp/

《作品情報》(寸法)w8.2㎝×h4.2㎝、共箱付、新品
《販売期限》2020年11月16日迄
《お届け》御注文日から約三週間後にショップから発送いたします。

※作品に関して御不明の点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

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