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信楽筆洗ぐい呑み 柳下季器
¥12,960 税込
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《解説》小堀遠州が信楽焼でつくらせたとされる茶碗「花橘」を祖形としたぐい呑み。もともと信楽に茶碗は少ないが、あっても格式から離れる「草」の形がほとんど。遠州はこれに中国で古くから伝わる「筆洗」という「真」の形式を適用した。国焼に唐渡りの意匠をまとわせるのは遠州の創意の醍醐味。現代の信楽でも焼き締めという性質からか、格のある形式の茶碗をつくる向きは少ない。そんななかで、作家はその遠州の醍醐味をぐい呑みに応用した。本歌を単に真似るというより、これを多少崩して、ぐい呑みとしての使いやすさを工夫する。見込みの降灰と胴まわりの火色が控え目で美しい。古信楽の渋い焼きを彷彿とさせて、その点では、少し焼き過ぎの嫌いがある本歌よりいいかも。古代中国の青銅器に由来する三本足を四角形にデフォルメした高台も見所のひとつ。呑み干す毎にこれを眺めて悦に入れば、深酔いすること間違いなし!
※参考
「ぐい呑み考」https://ameblo.jp/guinomikou/entry-12242469846.html?frm=theme
作家HP http://www.hideki-yanashita.com/
《作品情報》(寸法)w8.6㎝×d8.2㎝×h4.0㎝、共箱付、新品
《販売期限》2019年3月25日まで
《お届け》本作品は作家より直接発送されます。箱の制作期間に二週間ほど頂きますので、お届けは約三週間後になります。
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